コンタクトレンズの長時間装用はドライアイの原因に!
コンタクトレンズを装用する角膜は、活動に必要な酸素を大気中から直接取り入れています。コンタクトレンズを装用することで角膜に蓋をされた状態になると、角膜は大気と遮断される状態になるため、取り込める酸素の量が制限されます。

その結果、代謝活動が低下するので、涙の量が減り、ドライアイを招く原因になります。
厳密にはコンタクトレンズとドライアイの因果関係については十分な解明がなされていませんが、ドライアイの症状を感じる人はコンタクトレンズの使用を控えるのが無難です。
ドライアイ目薬とコンタクトレンズ
ドライアイ用の目薬も薬局やドラッグストアで市販されていますが、コンタクトレンズを装用している方がこれらの目薬を使う場合には注意が必要です。
たとえ「コンタクトレンズ用」と表示されているものでも、なるべくコンタクトレンズを装用した状態で目薬をささないほうがよいでしょう。
なぜなら市販されている約9割の目薬に血管収縮剤(充血除去成分)や防腐剤が使用されているからです。
血管収縮剤(硝酸ナファリゾン・テトラヒドロゾリン・ナーベルなど)とは、その名のとおり血管を強制的に収縮させる作用があります。つまり、これで充血が消えたように見せかけるわけです。
もちろん、充血の原因を取り除くわけではないので、薬の効果が消えたときには「リバウンド」が起きて目が充血することもあります。
コンタクトレンズの装用時は、ただでさえ目が酸素不足状態に陥っています。
そのうえ角膜のまわりの血管を収縮させたのでは、けっして目によい影響は与えません。
成分表示に「血管収縮剤(充血除去成分)」と記載されているものは、とくにコンタクトレンズ装用時には使用しないように注意しましょう。
コンタクトレンズの障害と価格的デメリット
コンタクトレンズによる障害
コンタクトレンズは1000万人以上の方が使用しており、現在、屈折異常の矯正方法として広く一般に知られています。最近、コンタクトレンズも改良を重ね、使い捨てや頻回交換などで安全性が高められていますが、コンタクトレンズは眼に対して異物である以上、どんなに優れた物であっても使い方が不適切だとアレルギー反応を起こしたり角膜に傷がついたり、雑菌が入るなどの眼障害を引き起こします。
コンタクトレンズの費用
コンタクトレンズを長期間装用した場合の生涯費用を試算したことはあるでしょうか?
ソフトコンタクトレンズは通常両眼(2枚)で4万円前後。
早ければ2年、遅くとも4年までに交換する必要があります。
10年では約20万円~40万円(2年から4年交換)、20年で約80万円の費用となり、
さらにケアコストが追加されます。
ハードコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズよりもうまく使用すれば安く済ますことができますが、ソフトコンタクトレンズ同様に傷、破損、紛失により20年ではソフトコンタクトレンズと近い費用になります。また、最近よく使用されている使い捨てのコンタクトレンズでは、1週間連続装用の物を1年間使用した場合で6万円前後、10年で60万円を越える費用が必要となります。
これにコンタクトレンズの検査診察費用も加算されるとコンタクトレンズの生涯費用は決して小さいものではありません。