目の老化によるドライアイ
人は40歳を過ぎたあたりから、年齢を重ねるごとにレンズの役目を果たす水晶体が老化し、目の調節力が弱くなります。いわゆる『老眼』といわれる老化現象が起こります。

老眼を放置したり、不適切な眼鏡での矯正はドライアイの原因となります。
機能が低下した水晶体を無理に機能させようとすると、それだけ水晶体に負担がかかるので、目に負担がかかりドライアイなどの症状を招きます。
老化によるドライアイを予防するためには、40歳を目安にして自分が老眼かどうかをセルフチェックして、定期的に眼科医の検査をうけることが大切です。
老眼のセルフチェック法については以下を参考にして判断してください。
コンピュータの発達によるドライアイ
私達は、コンピュータの発達によって大きな恩恵を受けていますが、一方でそうした機器を利用する過程で目を酷使しています。
例えば、個人商店であっても今やOA機器がなければ商売が成り立ちませんし、金融機関でのお金の出し入れも全てコンピュータを操作しなければなりません。
また、家庭内でも、パソコンを利用して情報収集をしたり必要なものを購入したり。
夜更かしはドライアイを助長する
人間は元来、明るい対応の下で活動し、夜は就寝して体を休めるという生活を長年続けてきた動物なので、人間の目は夜行性ではなく、どちらかというと昼行性であるといえます。
つまり、暗い場所では視野も狭くて、ものを十分に見分けることができない構造になっています。
昼間の太陽の光と、夜の電気の光では明るさの程度や性質が全く異なるので、昼行性の人間の目にとって、夜の時間の電気の光は昼間以上に目の働きを調整する必要が出てきます。
そのため、目に大きな負担をかけることとなります。
住環境の変化によるドライアイ
オフィスビルはもとより、多くの人々が出入りする施設や建物のほとんどに今では当たり前のように空調設備が完備されていて、気温や湿度が一定に保たれています。

また、たいていの家庭にも冷暖房機器が普及していて、一年中いつでも快適に生活することができるようになりました。
しかし、このように気温や湿度を人工的に一定状態に保つことによって、逆に人間が本来備わっている体のリズムを狂わせ、体調に悪影響を及ぼすこともあります。
冷暖房の過度の利用は、カゼや頭痛、腰痛の原因にもなりますし、目に直接作用してドライアイの原因になることもあります。
無理なダイエットはドライアイの原因に!?
若さと美へのあこがれは、女性の永遠の願望です。

美容と健康のためにダイエットに情熱を注ぐのはよいことですが、
無理なダイエットは逆効果となってしまうので注意が必要です。
特に、痩せたいという一心で食事をとらなかったり、極端な偏食をすることは拒食症や過食症の原因になりますし、女性の場合は栄養不足になってホルモンの分泌バランスが崩れ、生理不順やドライアイを招きやすくなってしまいます。
ダイエットをする場合は、体や目に負担をかけないようにきちんとした目標を定めた上で実行に移すことが大切です。
コンタクトレンズの長時間装用はドライアイの原因に!
コンタクトレンズを装用する角膜は、活動に必要な酸素を大気中から直接取り入れています。コンタクトレンズを装用することで角膜に蓋をされた状態になると、角膜は大気と遮断される状態になるため、取り込める酸素の量が制限されます。

その結果、代謝活動が低下するので、涙の量が減り、ドライアイを招く原因になります。
厳密にはコンタクトレンズとドライアイの因果関係については十分な解明がなされていませんが、ドライアイの症状を感じる人はコンタクトレンズの使用を控えるのが無難です。