ドライアイとはどんな病気?
『ドライアイ』とは、何かしらの原因で目を保護する涙の量が減って眼球の表面が乾燥することで、目に様々な異常が起こる病気のことをいいます。
眼科医からは、涙液分泌減少症や乾性角膜結膜炎として診断されることもあります。

ドライアイは、パソコンやOA機器等のコンピューター情報機器が普及するにつれて多発する傾向にあり、現代人の誰もがかかりやすい『目の文明病』として認識されています。
現在、医療関係者の間では、日本国内には潜在的な患者を含めると1000万人にのぼる患者がいるのではないかと推測されています。この推測が事実だとすれば、実に日本国民の約10%がドライアイに悩まされているという計算になります。
ドライアイが日常生活に及ぼす影響
ドライアイは、男女関係なく幅広い年齢層でかかります。
ドライアイにかかると、視力が低下し、注意力や集中力が低下します。
視力が低下することで仕事でミスを多発したり作業効率が激しく低下することにもつながりますし、車を運転する方にとっては、運転中の安全確認が不十分で事故を起こしてしまうなど、大きなアクシデントやトラブルを招くことにもつながりかねません。
また、新聞や雑誌、本などの文字が読みにくくなったり、何をやるにしても『やる気』が起こらなくなるなど、日常生活に多大な悪影響を及ぼすことになります。
ドライアイを放置すると、目の症状だけでなく、肩こり、頭痛、腰痛などといった全身症状に発展することもあります。さらにこれらの症状が繰り返されて慢性化すると、ストレスとして体に蓄積されることになります。

ドライアイとOA病・VDT症候群
私たちの生活に大きな恩恵をもたらすコンピュータの発達は、その一方で、機器を利用・操作する人にとって知らず知らずのうちに目を酷使し、悪影響を及ぼす原因にもなっています。
こういった現象は、職場環境や社会環境のみでなく、実は家庭内でも日常的に起きていてその結果、『OA病』や『VDT症候群』といった新たな目の病気を生み出しています。
『OA病』とは、OA機器を長時間操作する人に起こる特有な症状のことをいいます。
症状としては、疲れ目、眼精疲労、ドライアイといった目の異常症状のほかに、肩こり、めまい、腰痛、倦怠感、ヒステリー、神経衰弱などの全身の症状まで現れる場合もあり、OA機器を操作する人にとっての一種の職業病として位置づけられています。